(1) 登録と設定
グーグルアナリティクスとは、グーグルが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
誰でも無料に利用が出来る上に、1アカウントで100サイトまで利用出来ます。
ワードプレスにもアクセス解析は入っていますが、精度はアナリティクスの方が断然上です。
訪問者を分析する事は集客する際に必要な情報なので、ぜひ入れておきましょう。
↓はダッシュボードの表示される、Jetpackによるサイト統計情報です。
便利ですが、あくまでも参考にして下さい(自分でのアクセスもカウントされています)。
まずは上のリンクからアカウントを作成して下さい。
既にグーグルアカウントがある場合は、アカウントから作成出来ます。
詳しくはヘルプが充実していますので、そちらを参考にして下さい。
グーグルアカウントでログインしてください。
アカウントから【新しいアカウントを作成】します。
【アカウント名】・【ウェブサイト】・【業種】・【レポートのタイムゾーン】を設定します。
アカウント名は自分がわかる名称で構いません。
【トラッキングIDを取得】をクリックして進んで下さい。
Googlelアナリティクス利用規約に「同意する」をクリックします。
「管理」→「トラッキングコード」でトラッキングコードを取得します。
<script>から</script>をコピーします。
他のテキストファイルに貼るか、貼り付けが終わるまでこのページは開いておいて下さい。
「テーマの編集」でテーマを開き、</head>のタグの前にアナリティクスのトラッキングコードのタグ(<script>で始まり</script>で終わるコードを)入れて下さい。(以前は</body>が推奨されていました。現在はどちらでも影響はありません)
念のためにバックアップとしてヘッダーの情報をテキストにコピー&ペーストして追加が失敗したときように保存しておいて下さい。同じテーマのWordPressが起動している方はそのヘッダーからコピー&ペーストをしてくることができます。
「外観」 > 「テーマの編集」
移動すると、「テーマの編集」画面に移動します。
STINGER8の場合、↑の赤枠の部分が<STINGER8 Child>になっているので、
これを<STINGER8>にして「選択」をクリックします。
↓の様な画面に切り替わります。
右側中央付近の「テーマヘッダー」をクリックすると、下の様な画面に変わります。
よく似ていますが、スタイルシートとテーマヘッダーは別物なので間違えない様に気を付けて下さい。
↑「テーマヘッダー」のhtmlテーマの文字列の中から、ヘッダーの終わりを意味する</header>を探します。
大概は下の方にあります。
下にスクロールして行くと…
STINGER8では、下から2行目にあります。
Twenty Seventeenでは、下から14行目にあります。
</header>の前(上)に、アナリティクスのコードを貼りつけ、「ファイルを更新」をクリック。
成功すると【ファイルの編集に成功しました。】と表示されます。
もしも違う表示になった場合は元に戻してください。(バックアップファイルからコピーしなおしてください)
作業後に必ずブログの表示チェックをしてください。
設置後48時間以内にこのような表示になれば無事にデータを受信しています。
【自分のアクセス数】はカウントされますのでこの数を抜く設定をしましょう。
正確なアクセス数がないと判断が誤ってしまいます。
登録後の画面より「管理者ホーム」にもどります。
「ビュー」 >「 フィルタ」を選択します。
「フィルターを追加」をクリックします。
赤枠の中を設定していきます。
フィルタに必要なグローバルIPを調べますので、「確認くん」で検索して下さい。「CMAN」でもいいです。
あなたのIPアドレスを控えてください。
↓は「確認くん」の画面です。赤枠の中があなたのIPアドレスです。
↓「フィルタ名」はわかりやすい名前でOKです。「フィルタの種類」は「除外」・「IPアドレスからのトラフィック」・「等しい」を選択して、「IPアドレス」に先ほど「確認くん」で調べたアドレスを入力して保存してください。
これでフィルタの設定は終わりました。
グローバルIPアドレスはプロバイダーが変更になると変わります。また、プロバイダーの都合で変更になることもありますので、定期的に確認をすることをお勧めします。
解析に必要な訪問者の性別と年齢層のデータを取るための設定をします。
「ユーザー」 >「 概要」で「有効化」をクリックします。
これで24時間以内に訪問者のデータがあれば表示されます。
これでアナリティクスの設定は終わりです。
後は定期的にアナリティクスの解析を見て、ブログの読者層などをチェックしてみてください。
引き続きアナリティクスでの数字の読み方を説明します。
すべてを紹介するのは膨大すぎて無理ですので、初心者に必要な分だけを紹介します。