見出しタグって何?と言う質問を幾つか頂きました。
そう言えば、それについて書いた事ってなかったな~と思ったので、改めて書きます。
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見出しタグって何?どんな風に使えばいいの?
SEO対策なんかでもよく目にする見出しタグ。
わかっている様ではっきりとは…な感じの人もいるかもしれませんね。
と言う訳で、簡単に解説していきます。
ちなみにこのページだと「見出しタグって何?どんな風に使えばいいの?」の部分が見出しタグ2で、その下の「見出しタグとは何か?」が見出しタグ3です。
記事を書いている画面ではどんな風に変わるかはわかりにくいですが、プレビューすると下記の様に表示されます。
このタグがどう表現されるかは、テーマによって違います。
テーマによっては文字の色やサイズが変わったり、アイコン風になったりと色々です。
変更するにはテーマのphpファイルを書き替える必要があるので、ちょっと大変です。
見出しタグとは何か?
h1やh2などのタグとは、「見出しタグ」とも呼ばれるもので、h1からh6まであります。
これらのタグは文章にメリハリを付けて読みやすくするもので、ワードプレスでも簡単に挿入できるようになっています。
上の赤枠で囲った部分がタグを設定する箇所です。
ちなみに、↑では見出し2から見出し6までしかありません。
見出し1はどこに?と思われるかもしれませんが、見出し1(=h1タグ)は、「記事タイトル」です。
トップページならブログタイトルになります。
これはワードプレスのテーマで設定されているので、わざわざ自分で設定する必要がありません。
なお、見出し2=h2タグ、見出し3=h3タグ、見出し4=h4タグ、見出し5=h5タグ、見出し6=h6タグとなります。
数字には理由があって、重要性が違います。
この場合は、h1が一番重要で、h2、h3、h4…と順番に続きます。
小さい数字の方が重要、と言うのが見出しタグです。
使う際も、この順番通りに使うのが適切な使い方です。
例えば、h1→h3→h2→h4のように、順番が変わるのはNG。
使うなら、h2→h3→h4→h5…と使うのが一般的です。
また構造的には下記のイラストの様なイメージと思って頂ければいいでしょう。
ワードなんかの見出しと同じです。
見出しタグは正しく使わないと価値が半減する場合も…
この見出しタグ、先ほども書いた様に記事を読みやすくする為のものです。
見出しと言う名の通り、文章の見出しとなる文章となります。
そのため、適切に使わないと意味がなくなります。
見出しとして、記事を要約した内容にするといいでしょう。
また文字数は30~60文字以内がいいとされています。
ワードプレスの場合だと、あまり長いと2行に分かれてデザイン的にちょっと…となるので、長すぎない様がいいかもしれません。
でも、短すぎるのも記事に何が書かれているのかがわかりにくいので、30文字程度がちょうどいいでしょう。
また、文字の中に書く記事のキーワードを入れるのもお忘れなく。
この見出しタグは、Googleのクローラー(検索エンジンロボット)が取得していますが、タグを適切に使っていないと、クローラーは「この記事は何を伝えたいのか?」を正しく認識できません。
「認識できない=あなたのブログの記事を正しく評価して貰えない」ですから、これはSEO対策的にもマイナスです。
せっかくタグを設定しても、マイナスになるのでは意味がありませんね。
タグを設定するには、きちんと記事の内容を表す見出しにしないと価値半減なのです。
タグは記事の内容を一言で表すようなものにしましょう。
タグは何回使っても大丈夫?
この見出しタグですが、見出し1(h1)以外は何回使っても特に問題はありません。
と言っても、順番に使えば…のはなしですが。
今は昔ほどこの見出しタグを重視しない様です。
Googleも検索のクローラーの性能が上がったのもあって、多少乱れていようとタグに惑わされなくなっています。
以前はタグの乱用はスパムとして認定された事もあった様ですが、今はそこまで厳しくは言わなくなったようです。
例えばh1タグですが、以前はこのh1タグは1記事に1回のみ、と決まっていました。
その為、何度も使っているとスパムとかそんな風に認識されて、検索結果でも損をしたものです。
でも今は、Googleの幹部ですら、h1タグは適切な使い方なら何度使ってもいいと言っています。
なので、回数制限はあまり気にしなくてもいいようです。
しかし…
むやみやたらにh1タグを使ってもいいかと言えば、そうではありません。
使い過ぎは害はあっても利はない、と思った方がいいかもしれません。
と言うのも、最近アドセンスで相談を受けた人で、サイト自体には問題なさそうなのにどうしても通らない…という方が何人かいました。
記事数や内容など、十分通ってもよさそうレベルなのに…です。
で、その人達に共通していたのが、トップページのh1タグの乱用…です。
多い人だと30個以上のh1タグがありました。
いくら何回使ってもいいとは言っても…これは使いすぎでは?…
もちろん、どうして通らないかは絶対に教えてくれないのがGoogleですので、確証はありません。
でも、元々h1タグは1ページに1個!と言われていたのですから、いくらいいと言われても1ページに30個もとなると…
いい印象はないんじゃないかな、と。
アドセンスの審査も、最初はプログラムで判定しているのではないかと思われます。
なんせ審査を希望する人はたくさんいるので、わざわざGoogleが1件1件見に来ているとも思えません。
となれば、最初の審査はロボットでチェックしているんじゃないかな、と…
そうなるとタグなどの使い方が悪ければ、その時点でNGとなってもおかしくはありません。
まぁ、確証はないんですけどね。
Googleは教えてくれませんから、推測するしかないので…
と言う訳で、あまり乱用するといい事がなさそうなので、その辺のルールは守っておいた方がいいと思います。
おまけ:あなたのテーマは大丈夫?
アドセンスをするしないに関わらず、検索エンジンで上位に上がるのは訪問者数を増やす事になり、ブログをやる以上、無視出来ません。
今一度、タグの使い方を見直すだけでなく、あなたのテーマも見直してみましょう。
確認の仕方は、下記の通りです。
①トップページを右クリック→「ページのソースを表示」
②下記の様なhtmlが表示されます。
③Ctrl+Fで検索窓を開き、h1と記入。
下記では3件ヒットしました。
④このブログの場合、下記の様にh1で囲まれた部分(<h1></h1>) が記事のタイトルです。
3件中2件はタイトルで使われています。
⑤ちなみに残り一件は、キャプション指定のタグなので問題ありません。
このブログでは、トップページではh1タグは1回だけしか使われていませんでした。
この場合は、何の問題も有りません。
ちなみにこのテーマは、STINGER PLUS2です。
真っ当なテーマなら、無料有料関係なくトップページでタグが20個も30個も使われている事は少ないでしょう。
ちなみにこのブログではあまりタグを使っていません。
どうしてかと言えば…慣れていないせいか書き難いから(^^;)
見出しはあくまでも記事を読みやすくするものなので、必須な訳ではありません。
見出しタグを使っていると金儲け目的のブログかぁ~と敬遠する人もいますし。
また、有名なアフィリエイターさんでも、見出しタグを使わない人は多いです。
なので、見出しタグにこだわって記事が書けなくなるくらいなら、気にせずに書いた方がいいでしょう。
その辺は好みの問題もありますからね。
ただ、こう言うものとだけ知っておいて頂ければ、と思います。